【日焼け対策】髪の毛を紫外線から守る3つの方法とアフターケア
6月頃から紫外線量が増してきます。
「ヘアカラーの色持ちが悪い」
「最近、髪がパサつく、ゴワつく」
「髪のうねりが強い気がする」
最近、こんなことありませんか?
もしかすると、髪の日焼けが進んでるのかもしれません。
今回はそんなあなたへ
「髪の毛を紫外線から守る方法」と、「アフターケア」について解説します。
日常的なケアの参考にしてみてください。
紫外線対策として日焼け止めを使用する人は多く見られますが、髪の毛や頭皮への紫外線対策をする人は少ないです。
髪の毛も肌と同様に日焼けしますが、髪の毛が日焼けするとダメージから髪質が変質し、抜け毛や薄毛の要因になることも。
紫外線対策を実践し、髪をダメージから守ることを心がけましょう。
①.紫外線が髪の毛に与えるダメージと影響
主に以下の2点。
■髪の毛が日焼けする
■パサついた髪になり、潤いがなくなる
【髪の毛の日焼け】
ヘアカラーをしていないにも関わらず、髪が赤茶色に変化していたら紫外線による「髪の毛の日焼け」かもしれません。
紫外線は髪の毛の主成分であるタンパク質を酸化し、色素を分解する懸念があります。
分解すると、髪の毛が徐々に赤色に変化する可能性が。
プールや海など水に濡れた状態では、なおさら注意が必要です。
濡れた髪の毛は乾いた状態よりも、紫外線によるタンパク質の酸化・変質が活発になることが分かっています。髪の毛が明るい色のサーファーをよく見かけるのは、紫外線によるタンパク質の酸化・変質によって髪が日焼けしたためですね。
またヘアカラーをしている場合は、髪の毛が日焼けすることによる髪の変色に加え、髪のダメージによりヘアカラーの色素が外部に流出して色持ちが悪くなる可能性があるからです。
【パサついた髪になり、潤いがなくなる】
紫外線を受けると、髪の毛のキューティクル部にある「セラミド」と呼ばれる成分が減少する懸念があります。
これらはキューティクルをすこやかに保ち、髪のツヤを維持するのに必要な成分。
日焼けによりセラミドが減ると髪の毛の潤いがなくなり、パサつきます。
強い紫外線に加えてエアコンの乾燥した環境ではキューティクルがはがれやすくなるため、より顕著に髪のパサつきやゴワつきが感じられます。
さらに、髪の毛の内側に浸透した紫外線はタンパク質を酸化するため、切れ毛や枝毛が発生しやすいですね。
紫外線は抜け毛や薄毛の要因になる
紫外線のダメージを受け続けると、抜け毛や薄毛が起きることもあります。
なぜなら、頭皮は紫外線を長時間浴びると乾燥して硬くなり、発毛に影響を与えることが懸念されるからです。
加えて紫外線は、髪の毛そのものにもダメージを与える可能性があります。
頭皮と抜け毛、両方へのダメージが蓄積されることで、生えにくく抜けやすい頭皮環境になってしまうかもしれません。
日焼け対策
髪の毛も肌と同じく、適切な紫外線対策が必要。
髪の毛に当たる紫外線の量は、顔の約3倍といわれています。健康的な髪を維持するには、顔や体以上に紫外線対策が大切なんですね。
適切な紫外線対策で、紫外線ダメージを最小限に抑えることで、屋外にいる時間が長くなっても、健康的な髪を維持できますよ。
紫外線防止!髪の毛を守る3つの対策
主に以下の3つです。
■帽子をかぶる
■日焼け止めスプレーを使う
■保湿効果のあるヘアオイルやアウトバストリートメントを使う
【帽子をかぶる】
手軽なのは帽子で頭部をおおう紫外線対策です。
外出時は帽子をかぶり、紫外線から髪の毛を守りましょう。
また、紫外線は曇りや雨の日にも降り注いでいるため、日常的に帽子をかぶることを意識してみましょう。
帽子に加えて日傘もあると、なお良いですね。
【日焼け止めスプレーを使う】
髪と頭皮用の日焼け止めスプレーは、ドラッグストアや通販などで購入できます。
一般的にベタつかず、髪が固まることもないように配慮された商品が主流です。
日焼け止めスプレーを使用するときは、お出かけ前に頭皮から10~15cm離し、髪と頭部全体にまんべんなく吹きかけます。
長時間外出する場合は、2〜3時間おきにかけ直すのがおすすめ。
髪の毛は動くたびにこすれ合い、スプレーが落ちてしまう可能性があります。
汗を拭いた場合や、髪を水に濡らした場合もかけ直しましょう。
かけ直す際は1回目と同様、上からムラなく吹きかけることがポイントです。
【保湿効果のあるヘアオイルやアウトバストリートメントを使う】
市販のヘアオイルや洗い流さないトリートメントも髪の毛の紫外線対策の一つです。
日常的に髪の毛を保湿して潤いを保てば、紫外線を浴びてもダメージを最小限に抑えられます。
中でも、紫外線へのダメージケアには、「ケラチン」を含んだ商品がおすすめです。
ケラチンは髪の毛を構成する主成分で、ツヤやハリ、コシを維持します。
紫外線を浴びるとケラチンは減少しやすいため、紫外線を受けた後のケアにも役立つでしょう。
おすすめのアフターケア
いくら紫外線を予防していても、海やプール、帽子がかぶれないシーンで紫外線を浴びてしまうことはあります。
そこでアフターケアにおすすめなのが、以下の3つ。
■海水やプールの水を素早く優しく洗い流す
■ドライヤーは冷風や低温で髪を乾かす
■頭皮と髪の毛を保湿する
【海水やプールの水は素早く優しく洗い流す】
髪が濡れたらなるべく早めに優しく洗い流しましょう。海水は塩分を多く含み、パーマ液などと近いアルカリ性で、髪のダメージにつながりやすい性質です。
プールは消毒に塩素が使われることが多く、塩素は髪や肌を構成するタンパク質を傷つけることが知られています。
海もプールも、長時間浸かっているとキューティクルが痛み、髪の毛の大きなダメージが懸念されます。
シャンプーで海水やプールの水を洗い流し、ダメージケア用のトリートメントで髪に必要な潤いを補給しましょう。
【日焼けは火傷!ドライヤーの冷風で髪を乾かす】
紫外線を浴びた後にドライヤーするときは、夏であれば冷風や低温で髪の毛を乾かしましょう。
髪の毛や頭皮の日焼けは、一種の火傷ともいえる状態です。キューティクルがはがれやすく、乾燥しているかもしれません。
強い風量であれば冷風や低温でも比較的短時間で髪を乾かすことができます。
濡れた髪を放置しておくことは髪のダメージにつながることもあるため、おすすめできません。
【日焼けした頭皮と髪をしっかり保湿】
紫外線のダメージを受けた髪の毛と頭皮は、乾燥しやすい状態です。
放置しておくとパサつきやゴワつきの要因になるため、できるだけその日のうちに保湿しましょう。
保湿には、保湿力の高いシャンプーやトリートメント、ヘアオイルを使うことをおすすめします。洗い流さないトリートメントを活用するのも良いでしょう。
コトノハで使用している『クリームズクリーム』は保湿力が優れていて、どのダメージケア成分を含むもので、継続的な髪の保護としておすすめします。
■参考記事【完全保存版】クリームズクリームの使い方&効果・使用量について
髪と頭皮の紫外線対策を忘れずに
頭皮と髪の毛は、紫外線により大きなダメージを受けます。ダメージを放置すると、より頭皮環境は悪化する恐れもあります。
抜け毛や薄毛の要因になるなど、悪循環になりかねません。
しかし、普段から対策をしておけば、紫外線によるダメージは抑えられます。
コトノハでも紫外線対策におすすめの日焼け止めスプレーはサロンでも体験できます。(ご希望の際はお取り寄せ可能)
髪にも肌にも使えるので、1本持っておけば全身に使用可能です。ベタつかず、吹きかけるだけで紫外線対策ができるアイテムです。
「ヘアカラーの色持ちが悪い」
「最近、髪がパサつく、ゴワつく」
「髪のうねりが強い気がする」
最近、こんなことありませんか?
もしかすると、髪の日焼けが進んでるのかもしれません。
今回ご紹介した
「髪の毛を紫外線から守る方法」と、「アフターケア」をぜひ日常的なケアの参考にしてみてください。
参考記事